火葬

悲しい記憶

こちらの記事は、高度不妊治療で授かった
第二子の死産の記録です
2021年12月 20週でした

出産から3日、
この日はどんより霧雨だった。

夫、息子
両親と義理両親のみで行った。
服装は喪服ではなく私服、
私と夫の希望でした。

朝一番の火葬でほとんど人が居なかったかな。
打ち合わせした葬儀会社の女性から
ひかりには大きすぎるくらいの紙製の棺を受け取る。
それを見た母と義母はお互いの手をとり
泣いていた。

コロナの関係で、ひかりには3人までしか会えないと言われていたが
全員で会わせてもらうことができた。
水分が抜けて可愛いつるつるちゃんが
ちょっと疲れた感じになってしまっていたが
可愛くねんねしていて
ずっと顔を眺めていた。
産後すぐより目、鼻、口がハッキリわかった。

10分くらい一緒に過ごせて
さぁ、本当に最後のお別れ。
棺の蓋をしめようとしてると
夫に抱っこされ次男を見ていた息子が
ばいばいと言い、手を振った。
(ばいばいだけは大得意である)

4Dエコーの写真を見せて赤ちゃんだよー
とは教えていたけれど…
ちょいとびっくりした。そして泣いた。

大きな火葬炉に小さな可愛い箱。
扉が閉まるまで、ありがとうありがとうと
言い続けた。
一人で少し外にでてどんよりとした空気を
吸い込み一息つく。
あ、雨止んで陽がでてるー
ひかり〜ありがとうね。

30分ほどで終わり
お骨を確認するとなんとしっかり人の骨が
ありました。
18cmほどの赤ちゃんが残してくれた小さな小さな骨たち。かわいい。
葬儀会社の方が用意してくれた骨壷に納骨し
無事に終わり家に帰った。

骨壷は船の形で可愛かったのだが
蓋がパカパカしてなんとも不安定!!
後日、超センス良い骨壷を買いました。イェイ

たまたまだけど、自宅⇄火葬場までそんなに遠くなかったので
義理両親とお昼を食べたり
クリスマスだったのでケーキも食べて過ごしました。
この日1日…イヤイヤ期の男とは思えないほどお利口だった息子氏に感謝。

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