出産②

悲しい記憶

こちらの記事は、高度不妊治療で授かった
第二子の死産の記録です
2021年12月 20週でした

普通の出産と同じで2時間くらいは安静に。
その後、立ってみようか!と言われ立とうとしたら
足がカクカクして力が入らず
車椅子で分娩室から病室へ移動。
なんとか移動が済みベットに座る。

少し経つと急な吐き気に襲われ
しばらく吐き続ける。
これは第一子(普通分娩)の時も同じで
今回は麻酔のせいなのか不明だけど吐いた。
そしてスッキリ!
すぐお昼だっけど、食べられる気がしなくて
オレンジを二切れ食べて後は夫に食べてもらった。

夕方には病院と提携している葬儀会社の方が来て
私達夫婦は死産届けと火葬許可書に言われた通り
記入して後は全てお願いした。
火葬まで少し時間があったので、寂しいけれど
ひかりも預かってもらうことに。

産後は痛むところがどこもなく
排尿も問題ないし、元気になったので
このまま帰れるんじゃ?と思って
助産師さんに帰りたいと伝えてみる。
正直息子に会いたくて仕方なかった。

だがしかし、息子を預けてる母に
もう一泊させてもらいなさい!!と強めに言われ
次の日の退院となった。
その後、私は貧血ということがわかり
結局当日に退院できなかったと思われる。

夫が帰る前に、院長の診察があるそうで
時間外の誰も居ない外来診療の場所へいく。
シーンとしてるなぁ、って思ってたら
キッズスペースに小学生の男の子が1人で
お母さん待ってた。
お母さん大丈夫かなぁ…?って勝手に思う。

診察室に入り院長から、
赤ちゃんの心臓が止まってしまった理由は
胎盤がとても小さかったこと。が分かったと言われてまた泣く。
でも促進剤一錠で出産できたのは本当にすごいことだよ、と優しく褒めてもらった。

それと、明日退院とは言え
普通の出産を短時間でしただけで体は普通にダメージを受けてるからちゃんと休まないとダメだよ。
一週間は休みなさい。と夫にも私にも言ってくれました。
病理検査などはお断りして、産後検診の予約をして夫は帰宅した。

妊娠を伝えていた友人数名に連絡しては泣き
夜ご飯を食べては泣き
テレビを見ながら泣き
なにをしても泣いていた。
夜は眠剤をもらってぐっすり眠れた。

普段から、自宅と実家以外は眠れないタイプだから
眠剤を出してもらえて本当に助かった!

コメント

タイトルとURLをコピーしました